第3回参加者は(現場+オンライン+オンデマンド)40人。
アンケートの返答は11人。
今回は、登壇する当事者たちにフィードバックや考えのネタとして、回答は抜粋ではなく、全部そのまま載せました。もし、アンケートの回答はまだでしたら、ぜひご協力ください。https://forms.gle/FhTTtoSpVSU7KXez7
よろしくお願いいたします。
5.今日の研修会の内容に関して、ご感想を教えてください。
当事者の方々の赤裸々な体験がとても貴重であった。同じ引きこもりでも,幼少期の体験や思春期の精神的な負荷はそれぞれ異なることがよく分かる発表だった。
とても意義のある研修会でした
内容でなくて申し訳ないのですが、当事者側の声が聞き取りにくく(マイクのせい?)、せっかくの彼らの声がこちらに伝わらないまま16時を迎えてしまいました。とても残念です。
家族の当事者への関わりについては、正解がなく、手探りしながらかかわっていくことになるのだろうなと感じました。それでいて家族は当事者にとって大きな影響を与えることもあり非常にデリケートな立場にいるのだなと思いました。何もしてあげられないけど、何もしないわけにもいかない。
家族会のスタッフをしておりますが、そこで語られる内容は何とかなって欲しいという大きな矢印が子に向いています。今日の当事者の方々が真摯に、ご自分のこれまでと現在をお話しくださるのを聞いて、家族は一方通行にエネルギーを注ぐのではなく、同時に自分自身を見つめる視点が必要ではないかと思いました。
当事者の方々のひきこもりの経緯やひきこもり期間中の考え、感じ方等はそれぞれなのだと知ることができただけでもよかった。
当事者のリアルな声を聞くことができてすごく学びになりました。きっかけは様々ですが、社会から孤立したことに当事者自身が不安や焦りを1番感じているのだなと思いました。
自ら支援機関につながった当事者もいる中、つながっていない当事者も多くいて、その分悩んでいる家族もいると思う。そういった潜在的な当事者に向けた支援が必要と感じた。
当事者の方々のお話を聞くことができて、新たな気づきがたくさんありました。特に、調子が良くないときには、声をかけていい時と悪い時があることや、ひきこもりということを関係なく接してほしい、自分が見たまま・感じたままを正直に伝えてほしい、といった話があり、とても勉強になりました。
6.ひきこもりの自立に必要な支援はどのようなものと思いますか?
「本人の状態を見極め,それに合わせることに徹すること」
居場所づくりだと思います
ひきこもり当事者側からはいいとして、支援者側からは決して関係を切らないこと。
長期にわたり伴走してくれる第三者がいてくれればいいと思っています。支援のスペシャリストのほかに、一般の人でもいいと思います。
ひきこもり相談に特化したひきこもり地域支援センターは、2018年度までにすべての都道府県・指定都市に設置が完了したにもかかわらず、支援が届いた実感は全くありません。 ひきこもりの自立支援は一律に一般化される社会適応の支援ではなく、ひとりひとりの人生を共に考えていく支援だと思います。そのためには、ひきこもりを理解できる支援員の養成と増員、地域と職種の壁に阻まれない真の連携、それを実現するための国庫からの大幅な補助金があったらいいなと思います。、現在ある素晴らしい支援は、民間の志ある方たちの私生活をも顧みないフル回転の活動にかかっていると感じます。
継続して相談できるかどうかが重要だと感じた。
安心できる場所、居場所を作る。いつでも帰れる場所、人が必要。どんな自分でも認めてくれる事、愛されてるという経験をすることだと思います
支援者と当事者の信頼関係構築のため寄り添った支援。
相談者と支援者というような上下関係ではなくて、皆が対等に同じ目線に立ち、その人の抱える問題に一緒に向き合ってくれる人たちや場所が必要だと思います。そこでは、たくさん対話をしたり、一緒に何か活動したりして、その人が安心して過ごせるような居場所をつくることが大事だと思います。安心感が高まれば、自分を出すことができるようになり、自発的に行動するエネルギーが湧いてくると思います。
7.あなたにとって、自立支援のゴールの設定はどのようなものでしょうか?
本人が生きることにどうしても感じてしまう苦痛 < その合間に感じられる楽しさや生きがい, というバランスになること
就職することだと思います
私という支援者が彼らにとって、必要でなくなること。
社会のどこかに安心していられる場所を見つけたり作ったりできればいいと思います。健康に、たまには日の当たる場所に出て、あまり不安になりすぎず生活していければいいと思っています。
「自分」が選んだ生きていけるもの(人でも、場所でも、事柄でも)を持つことができて、それが自分の中で壊れないものとなればいいのではないでしょうか。
直接支援がないので想像ですが、本人の要望するゴールに可能な限り沿うこと。
当事者自身が考えて自分の人生を生きられること
適切な支援機関につながり、つながった先との関係性が安定した段階。
ひきこもりである本人が、やりたい仕事や挑戦したいことなどを見つけて自発的に行動できるようになること。悩んだり、困ったりしたときに、自分で対処できる(誰かに相談したり、頼ったりすることも含まれる)ようになること。
8.次回も「ひきこもりからの脱出・自立」がテーマですが、希望する内容があったら、教えてください。
副題に「実現不能な自立から,実現可能な自立へ」を付ける
自由な課題で話し合えばいいなあと思います
このテーマでいいです。
「ふらっと」にどう行き着いたのか。自力で探し当てたのか、親しい人に勧められたのか。親(家族)に勧められたら「ふらっと」に行っていたかどうか。
当事者にたどりつけない場合は、家族支援が重要だと思います。疲れ切ってくたくたになり迷走している家族のことも、取り上げていただけたらと思います。
家族や当事者が相談機関につながるために必要なこと、効果的な普及啓発は何か、など。
アンケート遅くなりすみません。引きこもりから脱出する年齢によっても支援など大きく変わってくるのかなと思います。その辺りも知りたいです。
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