問① オミクロンBA.5の症状について教えてください。今までの変異株と何か違うのでしょうか?
答① オミクロンBA.5を含むすべての変異株は、同様のCOVID-19の症状を引き起こします。
鼻水
咳
のどの痛み
発熱
頭痛
筋肉痛
疲労
以前の感染症やワクチン接種で部分的に免疫を持っている人でも、ブレイクスルー感染症になる可能性があります。ブレークスルー感染症は、ワクチン接種や以前にCOVIDを受けたことのある人がかかるものです。しかし、誰も免疫を持っていなかったパンデミックの初期と比較すると、大半のブレイクスルー感染症は重症化を引き起こしていないのです。
新しい研究によると、COVID感染を繰り返すたびに(たとえ無症状であっても)、合併症のリスクが高まることが分かっています。これらには以下が含まれます。
脳卒中
心臓発作
糖尿病
消化器系および腎臓の障害
認知症を含む長期的な認知機能障害
また、再感染するたびに、感染後数週間から数ヶ月間、長いCOVIDや継続的なCOVIDの症状が続くリスクがあります。
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コロナをかかった数人の友人から確認したところ。1回目の感染は、初日は高熱があり、翌日から徐々に下がった。食欲が低下した。他の症状が治っても味覚失調は数週間続けた。嗅覚を正常に戻るには3ヶ月ぐらいかかった。2回目は、高熱があまりなく、喉の痒み・痛み、筋肉痛、脱力感。イギリスの報告では、ハムスターの実験では、BA.5をかかった場合、体重は10%減った。感染者が自粛した期間に、同居した家族は感染した人もいたが、感染されなかった人もいた。追加情報1:第5波に、友人Sは若い夫婦(40代)で、子供(0〜10代)と全員コロナをかかったが、当時一緒に同居していた後期高齢者のお母さん(70代)が感染されなかった。追加情報2:第2波に、友人Kのお母さん(後期高齢者(70代)、既存疾患あり)がコロナを罹患し、1週間後治った(感染後遺症なし、今も元気)。追加情報3:第7波に、友人T(50代)は職務の関係で、感染後の1日〜2日目在宅仕事を続けた。症状は風邪、インフルエンザような症状、頭痛と疲労が強かった。追加情報4:感染後に、体力がしばらく(数ヶ月)追いつかないと感じた人が少なくはない。
問② オミクロンBA.5は、他のCOVID-19株よりも拡散しやすいのでしょうか?
答② はい。米国疾病管理予防センター(CDC)のCOVIDトラッカーによると、BA.5がCOVID-19の優勢な株です。過去のCOVID-19感染やワクチン接種による免疫を回避するため、他の株よりも感染が拡大しやすくなっています。つまり、デルタやオミクロンのBA.1に感染していたとしても、BA.5に感染する可能性があるのです。過去の免疫が最新の株から守ってくれるわけではありません。
問③ オミクロンBA.5は、COVID-19の他の変異株に比べて重症化しやすいのでしょうか?
答③ オミクロンBA.5は、他の株に比べて、重症化しにくい傾向があります。ブレイクスルー感染(ワクチン接種を受けた人や以前にCOVIDを発症した人)の大半は、重症化には至っていません。BA.5の感染力を考えると、誰もがワクチン接種を受け、よくフィットしたフェイスマスクを着用するなど、あらゆる予防策を講じることが重要です。
問④ 自分と家族をオミクロンBA.5から守るにはどうしたらいいのでしょうか?
答④ オミクロンBA.5から身を守るために、医療専門家は次のことを推奨しています。
COVID-19のワクチンとブースターをすべて接種していることを確認すること。ワクチンとCOVID-19ブースターをすべて受けることが、重症化から身を守るのに役立つという十分な証拠があります。
屋内にいて、家庭外の人と社会的に距離を置くことができないときは、よくフィットするフェイスカバー(不織布マスクなど)を着用してください。特に、重症化するリスクの高い人には重要です。
Adopted from UC Davis Health.
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