【居場所の共有】
今日はさまざまな事情で、急遽ある居場所の利用者がこの1週間、「ふらっと」の利用者と共に居場所を共有することになりました。朝8時半から、それぞれの居場所のスタッフも当番している状況です。まだ初日で不慣れさからか、初めてはっきりと2つのグループに分かれた印象です。それぞれの居場所が独自の雰囲気を持っており、そこに通う利用者たちはその居場所ごとの特徴になりつつあります。しかし、同じ空間に長時間いる場合、お互いの居場所が失われてしまう心配もあるため、もう少し工夫が必要かもしれません。
特に「ふらっと」は、長期ひきこもりからやっと回復した利用者が多く、スタッフも同様に長期ひきこもりの経験があり、繊細でありながらも対立を恐れ、一体感がないとオタギアの事や気持ちを分かち合うことが難しい雰囲気が漂っています。このような雰囲気では、一つの場所に長くいることがいづらく感じられる瞬間が増え、それが続くと次回の利用が難しくなるかもしれませんね。
ちょうど今、店長Rがかかわっている研究班では、異なる背景を持つ利用者に対してそれぞれのニーズに合ったプログラムを提供する難しさが話題になっています。この状況は本当にタイムリーなものですね。異なる利用者の中に一体感をどう作るか、課題になっています。この1週間では、異なる支援の経験値と方針にどのように居場所の一体感を作るのかが大きいなチャレンジです。
【若者のチョイス】
今日は、4人の若者が午後3時に「ふらっと」にやってきました。(あと他の4人は後日)
食しながらつかんだ情報をまず皆さんとfirst handで共有しますね。記憶そのものなので、町がいたらごめんね!一応、ネタ提供で、会うときに自分で聞いてみてね。(ふふ~)
- Gary(39歳)イギリス人、子ども頃は大体部屋中に閉じこもることが多いらしい。友達は1人ぐらいと教えてくれました。
- Isaiah(21歳)アメリカ人(Texas)、歴史・文化大好きで、11歳から日本に来たいと思った。自分は日本人と似ているところが多いではないかと考えているらしい。祈って祈って、日本にやってきました。
- Nic(20歳)アメリカ人(Washington)、写真が好き!高卒後、青少年の活動のボランティアの活動をしてきて、これからどうするか、何をすべきか、どこに行ったらいいのかがあまりわからず、焦りと迷いながらなんとなく日本に来ました。
- Liam(19歳)カナダ人、初音ミクが好き!J-POPが好き!マンが好き!ロマコムファン!高校卒業したばかり。次の一歩を何をすべきなのか、考えるギャップほしく、大好きな日本にやってきた。
話を聞きながら、何とか、いまの「ふらっと」のメンバーの中に、何人が近いところを持っている気がして、この1週間とても楽しく深い交流ができそうではとわくわくしてきました。
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