(店長R)ふらっとは、研究者とピアスタッフ以外の特徴として、開放感、ゴシップのない雰囲気、安心感、そしてゆっくりとした雰囲気があります。
開放感。
ふらっとの構造自体は、開放感がある。広々とした空間や自然光が差し込む窓、そして適度な距離感を保つ配置などが、利用者に居心地の良さを提供しています。利用者は自由に移動し、心地よい空間でリラックスしたり、自分のペースで活動したりできます。誰もが自由に行き来でき、どこにいても圧迫感を感じることはありません。
ゴシップのない。
また、ふらっとではゴシップのない雰囲気が保たれています。ゴシップのない環境は、利用者の自制力とひきこもりの特性によるものです。利用者たちは深刻な問題を抱えており、他人の噂話に興味を持つ余裕がありません。そのため、不特定多数の人が集まる場でも、ゴシップが蔓延することはありません。
また、ふらっとではゴシップのない環境が大切にされています。利用者は自分の話題や興味に合わせてコミュニケーションを楽しむことができ、他人のプライバシーや噂話に関する心配はありません。それぞれが自分らしくありのままでいられる場所がふらっとの特徴です。
安心に自分のありのままを出せる。(泣いたり、寝たり、ぼっとしたり)
ふらっとの中に、なぜか泣くと思ってないのに、話しながら泣いてしまう。話したくもないのに、なぜか話してしまう。全ては自然。話したり、泣いたり、食べたり、寝たり、ボートしたり。
安心感を感じることができる理由は、利用者が自分のありのままを受け入れられる雰囲気があるからです。泣いたり、寝たり、ぼんやりしたりすることが許容されると、利用者は自分の感情や行動に素直になることができるでしょう。本当は、心の内を吐露することで、利用者は心の重荷を軽減することができます。また、他人の目を気にすることなく自分らしく過ごすことができると、安心感が生まれるでしょう。
ゆっくり、誰にも話せるチャンスがある。
そして、ふらっとではゆっくりと話すことができる環境が整っているですね。ゆっくり、誰にでも話せることは、これは意外に難しいことであり、最近になって少しずつ理解しています。それは、自分が話したくないわけではなく、むしろ周りの人が待てない雰囲気になってしまい、会話が始まったり話題が変わったりして、結局話す必要性がなくなるような状況が作られることがあるからです。もちろん、口を開くまでには時間がかかることに関して、いくつかの理由があります。過去にあまり話す機会がなかったから、何を話したらいいのか分からない、自分の話が相手に受け入れられるかどうか不安がある、などです。そして、周りの大人は、話題のアイディアをくれるんですね。何が好き?と聞いたら、「ほら、これがすぎでしょう。」「〇〇…」「こういうことを言ったら…」結果的に、スタンダード答えを求められてしまい、自分の本当の気持ちを表現できず、ただ言われたことを言ってしまっただけで、実質的なコミュニケーションにはつながりませんですね。このような状況では、話す意味を見だせず、どんどん話すことが難しくなるではないでしょうか。
しかし、ふらっとの中には、話すペースを気にすることなく、自分の言葉を出すまで待ってくれるスタッフがいます。正解など、誰に認めれらる、認められない、そのようなプレッシャーを感じることなく、自然なペースでコミュニケーションを取ることができます。
ふらっとにの魔法は、もともと自分の気持ちや言葉を表現できない人(しづらい)はできるようになること。以前、清哉さん(元大仙市福祉課長)は半遊びの気持ちでふらっとは「塾」と名をつけられたことがありましたね。ただし、もともと気ままな人は、ふらっとを利用することで、気を折る可能性もありますね。健全な居場所は、人と人の関係の中で、バランスを取りながら新たな自分を生み出すことができる場所ですからね。
No comments:
Post a Comment