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いままでどこの居場所にいても続かない人、
常に自分はここにいていいなのかを悩んでいる人
言葉が見つけない、自分のことを主張しづらい人
未来に不安を感じて、常に絶望的な気分にとらわれる人
人間関係苦手が、友達がいてうらやましいなと思っている人

イベントカレンダーをクリックするとイベント詳細情報を表示されます。興味があるものがあれば、気楽に遊びに来て下さい。

Furatto, is a hikikomori community located in Omagari, Daisen City, Akita Prefecture, Japan. If you need help, please feel free to contact us by email. 1coin.furatto@gmail.com (English, Japanese, Chinese, Malay are ok)



相談に関して

※2019年4月から居場所(13:00 -17:00)の時間を加えて、新規相談者のため、相談の時間を増設します。新規の方は木~月午前部(11:00-13:00)と午後部(17:00-19:00)、ふらっとの利用について、または不登校やひきこもりの相談について受付しています。予約を優先しますが、ふら~と飛び込みは可能です。電話の受付時間は11:00~19:00。メール相談はいつでもオッケーです。※店長Rの相談日は金、日。初めての方も気楽にいらっしゃい~(^^)
※支援者の方の見学や研修など事前に店長Rの了解を得ることが必要。



ふらっとの行事

13:00~17:00 木曜日 音楽の日(ギター、ミュシカールなど) 金曜日 創作の日(料理、編み物、切り絵、折り紙、木工など) 土曜日 35カフェの日、勉強会の日(当事者勉強会、カフェ講座、人間関係など) 日曜日 のんびりの日は基本、たまに研修会など 月曜日 大人の日、パステルアート、おしゃべりの日、抹茶の日。

ふらっとはありのままに自然体を望んでいます。1人でひきこもっていて退屈と感じた方、少しでも人とつながってい見たい方、ひきこもりの状況に縛れたと感じた方はぜひふらっとに一度遊びに来てみてくださいね。月曜日は大人のスタッフ、それ以外はピアスタッフが対応しています。


事務室

秋田大学大学院医学系研究科 助教 ロザリン・ヨン 公衆衛生学修士(香港大学), 精神保健博士(東京大学) 
/ ロザリン研究室(地域作り・若者メンタルヘルス・ひきこもり・自殺予防対策)/ 特定非営利活動法人光希屋(家)
/ 大仙市子供・若者総合相談センター/ 「つながる」「つなぐ」「つながり続ける」/ロザリンの論文集(←ここに押して!)
連絡先:1coin.furatto@gmail.com

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Monday, February 6, 2023

「孤立・孤独を防ぎ社会的つながりを構築するには」研修会 第9回 メモ

第9回「孤立・孤独を防ぎ社会的つながりを構築するには」研修会は、ひきこもり支援現場で、支援機関で一番難しく感じることや困ったことなど(制度や支援対象者など)について、一緒に考えてみました。


当日参加者は18人。


第9回オンデマンド参加する予定の方々は、

こちらから登録をお願いいたします。

https://forms.gle/6RbqmpoH2v82Fv6J7


※字幕あり。



受講後にアンケートを必ずお願いいたします!

https://forms.gle/m1ujPtkf7aZEhHgr8






メモ


予想した「支援者の悩み」は、結構ある程度カバーできた気がします。


ひきこもりが分からない、適切につながる制度がない、家庭訪問できない、話してくれない、けいぞくしえんができない…



参加者が触れたテーマ


不登校・支援のGOAL?



親は子供の支援が必要と判断する。

子供は「わたしは大丈夫」と支援を拒否する。

本人が求めていない限りには、どのように支援すればいいのか?


訪問に本人と会えない悩み


アウトリーチの壁を乗り越えるために何を話せばよいのか?


支援者の役割、クッション。


ピアスタッフになるきっかけ。


当事者の不変の中の変化。


アコの悩み ー これから何を求めればいいのか?



Q&A:「ふらっと」の支援の実際と悩んでいること。





店長Rの振り返り


① 悩みの共有が本当にできたか?その不安


ミカはとても楽しみにしていて、

「いままで、ずっと当事者たちの話だったので、実際支援者から見て、何かが困っているんだろう、ひきこもりのことをどう考えているんだろう、と知りたいなあ」と話しました。


いままでの会にも支援者の声を引き出したくて、いろいろ工夫しましたが、

当事者から聞くと(すくなくとも「ふらっと」の当事者)

あまり本当に困っていることを話してくれなかったんじゃないかと心配していました。


いつも思うですが、

わたしの場を持ち力が足りないのか、

話の持ち方や方向性が曖昧だったなのか、

あるいは、支援者が遠慮して(支援者の立場で当事者に対する困ることを言えない)いたのか、どっちの要素が一番大きなのか、わかりませんでした。

もしかして、参加者はこういう形式の研修会に慣れていない?とも考えていました。

どっちかというと、「孤立・孤独を防ぎ社会的つながりを構築するには」研修会シリーズは、大学院の「ぜみ」、学会の「カンファレンス」をイメージしているものかもしれませんですね。多分野の関係機関が集まり、課題に関して「問題共有」、客観的に自分の足りないところに「指摘」と「指摘される」、そして自分の現状やミスを見つめる、そこから成長する。実際、居場所内にも、このような感じでまじめの話し合いをすることが多いです。(このような形式になったのは、「ふらっと」は研究から発展した居場所が大きいだと思いますね。)


本音でぶつけ合い話し合いが大事ですが、実践は難しいですね。

会の回数を重ねて、1時間を経って、少しずつ、少しずつ皆がもっともっと話してくれるかなあ、と願っています。



② 「満足」と「不満足」


11回シリーズの研修会は、当事者のアコとミカが主催側に立って、自分の思いや過去を正直に話す。毎回、終わって、振り返るときに、ここをうまく伝えたかなあ、ここはもうちょっと話せたら良かったかなあ、と笑い泣きの場面が多かったですね。



アンケートを実施して、参加者はほとんど「大満足」「満足」と書いてくれましたが、毎回事例発表するアコとミカは、「わからない」「不満足」と書いてました。何がわからないの?何について不満足なの?と聞いたら、自分の話は本当に役に立っているのかわからない。自分はよく役を果たしたか、わからなかったそうです。つまり、研修会に満足しましたか?との質問に、研修会の質に対する答えではなく、進行役を務めた自分に対する評価でした。このような思いの行き違いは、学校の教室や、診察室の臨床現場も、支援窓口の相談も、カウンセリングの場面によくありませんでしょうか?同じことを話していると思ったが、実は話を深堀したら、お互い考えていることや目指している方向性はずれている可能性もあるのをこころかけすることが必要かもしれません。



③ 期待


あとは、振り返ってみると

今回気づいたのは「変わりました」と「変わらなかった」という言葉です。


「変わらなかった」ことがよかったのか、

「変わった」ことがよかったのか、

捉え方も様々でしたね。



アコは、今の「ふらっと」は10年前と違う。

10年前には、「ふらっと」はひきこもった自分にとっては居場所、

安定して、前に進む!と自分はいろいろ試したい気持ちがあった。

今の「ふらっと」の現状は厳しく感じる。


ここで、

アコは大丈夫だよ、全然変わっていないよ!

前より明るくなったかなあ?大切な存在と励ました人たちが多かった。



実は、アコがいいたかったことは(本質に悩んでいること

今の現状では、自分はこれ以上進展できないことについて、その現状を厳しく感じる。

なぜなら、

①アコの立場が変わった。(居場所の利用者から利用者に対する責任感を持たさるピアスタッフになりました)

②アコはいまの心境は、10年前の「不安」から「安定」に変化した。

③なお、今の気持ちのその「安定」の中に、まだ世間一般認められる「身分の安定(正社員)」から距離がある、年齢や体調に世間に届かない悩みをまだ解消できていない。


一般世間には、大したの変化ではないと思うかもしれませんですが、わたしはアコがこの10年間、こころの持ち方や仕事の能力にも「大きな進展(変化)」があったとみています。(笑)自分のことや気持ちを表現する力、自分を守る力、困難を単に諦めずのではなく、問題解決に結びつく力がついてきたなあと評価します。そのほかのおどおどは、性格と特徴だと思う。あとは、経験が足りないことをたくさん経験したら、いままだ苦手なこともうまく付き合えるではないかと思いました。だって、いままで、苦手なこと(自分を傷づけるような気持ちの表現、簡単にあきらめる、問題解決に結びつけない)はいくつも乗り越えてきたではないか。これからも変化し続けますが、実感が薄く感じたのは、一番大変な時期を過ぎたからだと思います。


アコの悩みは、他のひきこもり者の悩みとそんなに違いがないと思いますね。


いままでの生活パターンから変化を見られ、

周りの人からもっと変化するではないかと期待され

自分はどこまで変化できるか不安を感じ、

期待される気持ちにつぶられそうになり、

より不安が強く、期待されたくないにつながり、

今度期待されないとまた自分がダメではないかと落ち込む。


これは、ひきこもり者の自信が乏しいときに陥りやすいループです。



そして、とてもうれしいのは、

ふかやくんが、その後、久しぶりにお母さんと一緒に「ふらっと」に来ました。

家族会に参加し、自分の変化や、年末年始のことや、新年度に関する希望と心に芽生えたチャレンジを教えてくれました。(^^)





次回、「これからこのような研修会があればいいなあ!」を令和5年度の研修会シリーズのテーマを一緒に考えましょう。

日時:215日(水) 14:00~16:00 
会場:秋田大学地方創生センター2号館(旧VBL)2階大セミナー室







皆と一緒に考えたいこと!


現在、ひきこもり支援に関して、どのような制度がありますか?

また、厚生労働省ひきこもり支援推進事業に関して、
秋田県はどれぐらい実施していますか?

支援する側、支援される側、
同じ方向性に向かっていますか?

今の制度で良かったこと、より改善すべきことは何ですか?


皆さん、お待ちしております。

ぜひ、研修会の前に実習のアンケートをお願いします。

https://forms.gle/ZqGZ9xhY6kr2TdG87


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