秋田ひきこもりラボは、私が立ち上げたプロジェクトのひとつです。
設立から今日まで、県内外の多くの方と協力しながら、
ひきこもり問題に対する理解を深め、秋田での支援のあり方を考えてきました。
この2年間、
ラボに関わる仲間たちと共に学び合い、議論を重ねる中で、
それぞれの「ひきこもり」に対する理解や視点も、
確実に深まってきたと感じています。
そして、その結果として、
ラボの今後の進め方や優先する課題について、
自然と様々な意見や考え方が生まれるようになりました。
私は、こうした多様な意見が出てくること自体が、
ラボの成長の証だと捉えています。
同時に、現段階では、私はいったんラボの運営から手を離れ、
外からラボの今後の展開を見守ることが大切だと判断しました。
ただし、これは決して
「ひきこもり支援そのもの」から離れるという意味ではありません。
私は引き続き、秋田県からの委託を受けて、
ひきこもり実態調査を担当し、地域の現状把握と、
支援の仕組みをつなぐ役割を果たしていきます。
さらに、これからの2年間は、
海外での学びや経験を秋田に持ち帰り、
地域のひきこもり支援や政策づくりに生かしていくことが、
自分に求められている使命だと感じています。
最後に
秋田ひきこもりラボを立ち上げた当初からの思いは、今も変わりません。
それぞれの立場や役割が変わっても、
目指すべき
「誰もが安心して暮らせる地域づくり」
「孤立を防ぐ社会の実現」は、
共通の目標であり続けると信じています。
今後も、自分ができる形でひきこもり支援に関わり続け、学び続けていきます。
ご応援をお願いいたしますね!
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