大仙市広報 だいせん日和 に第2回のコラム。
「ひきこもり」を一緒に考えてみましょう ー ひきこもりと不登校
日本語の表現の仕方なのか、立場による事情に対する理解の違いなのか、微妙なところに文書を直されました。同じ資料を見ても、捉え方はさまざまと思います、それもしょうがないと思いました。だけど、できるだけ、「あなたは一人じゃないよ」というメッセージを年齢・性別・社会階層・事情関係なく、皆に届けたらいいなと願っています。
(本文です)
ひきこもりと不登校
「うちの子は不登校で、そのままひきこもりになるんじゃないかと心配です。」
親からの問い合わせがありました。ひきこもりの30.6%が不登校を経験。不登校からひきこもりを発症した人は18.4%、12.2%が学校を過ぎた後に発症しています。
子どもが学校に行かなくなった時に、学校に行きたくないのか、学校に行きたいけど行けないのか、学校に行く意味がわからなくなって行かないのか、きっかけも周囲の人間関係・部活・学業・進路など多岐にわたります。
内閣府調査によると、中学生の74.7%が家族に本音を言えるが、高校生では56.7%、そして、親が自分が「困った時助けてくれる」と確信する中学生は42.7%、高校生は40.0%にとどまります。「学校に行かなかったらこれからどうするの?」と心配するより、悩みの正体を一緒に探り「親に頼っていいんだよ、一緒に考えよう」とメッセージを伝えることが大切です。
No comments:
Post a Comment