今日は、一緒に参加してくれた人の中には、普通の学生、長く長くひきこもりを経験したリハビリ中の者、末期がんを抱える者、夜勤上げの者、駅周辺に散策する者、退職した者、これから頑張ろうとした者、今なにもしたくない者、などなど。それぞれの思いで、一つの共有の場を作り上げました。参加者:21人 (登録者 8人 通行人 13人)
駅前「ふらっと」が面白いところは、年齢、学歴、職業、出身、関係なく付き合える、話せるところ。「待ってました!」「お帰り!」と声をかけてくれて、うれしくHUGしてくれた参加者がいた。スツールに腰を掛けて、イヤホンを外すながら「ラジオは私の唯一の友達」と話した中高年。「私みたいな年寄りも参加できますか?」と看板を見て、電車にのるのを急いていた高齢者。「皆と一緒にいると楽しい!」とくつろいでいた中年。「今度焼肉しようぜ~」と声をかけてくれた若者。「すごい!YouTubeでこれを見た!」とレインボースツールを見て興奮した子ども。「いい場所ですね。私は秋田に戻るかなあ。」とつぶやいた帰省者。ここは、居場所ですね。駅前「ふらっと」は週1回ですが、居場所としての役を果たしていますね。
印象に残ったことや心に残った出来事
- 自分が場所まで行き参加できたこと。すでにいらしていた参加者の方に声をかけてもらったことで会話の輪の中に入ることができたこと。
- チラシ配りがまあまあうまくいった
- 昨年度も活動に参加したが、「傾聴」しなければいけない感じがあったのだが、今年度は、「街ナカふらっと」を掲げている通り、参加者がそれぞれ自分達でもやりたい事をやっていたりと、居場所感が強くなり、気軽になったように感じる。待ち受ける側にとっても、敷居が低いと思う。初回だったが、昨年度に顔を見せてくれている人が、数名早速来てくれたのは嬉しかった。
- 以前(昨年度)参加された方が、また参加 してくれて、ご自分のことを話してくれ たり、協力してくれていたりと、昨年度 のほほえみの場での関係性が良い形で築 かれていたことを感じた。
- 沈黙の時間も重苦しくなく共有できたと 思う 周りに他の人たちがいたり、閉鎖 された空間でなかったためかもしれない。
- 〇相手の方と話している時、つい自分の関 心で質問したり、話題を持っていったり しがちだったが、今日は、会話の内容を 理解し、相手の方の表情をよく見て、相 手の方の『話したいことや聞いてほしい こと』に沿って会話ができたと思う。
- 昨年度の常連さんと再会して、ハグしたこと。 立ち寄ってくれた人がこの活動を知って、温かい笑みを浮かべていたこと。
- 体調が悪く、活動時間の半分は休まなければならなかった点は残念。思い通りに出来なかった。道具の運搬、設置で、支える事は出来た。天気が悪くどうするのかと思ったが、出来る限り外でやろう、という意思に関心したりした。 終了後、常連さんと共に皆で道具を片付けたのが印象的だった。
自分の中にあった変化
- 自分が引き返してしまわず参加できたこと、参加者の方が話しかけてくれたのをきっかけに会話に進んで加われたこと。参加前とは違って、気分がよく終われたこと。次も参加してみたいと思えたこと。
- 人と気兼ねなく話せるようになってきた。相手が嬉しくなるリアクションがあるのだと気づいた。
- 自分には居場所があると思えた。
- 変化として、ほほえみの場に参加して参加者の方と会話している時、保健師という資格や経験は背景でしかないこと、一人の人としての一対一の関係が心地よいことを実感できた(普段から保健師ということをそれほど意識しているわけでもないし、そこにアイデンティティがあるわけでもないですが)
- テントがないことで、昨年度よりも活動の様子が分かりやすくなったからか、(チラシを見なくても・受け取らなくても)看板を眺める人が増えた気がする。 この活動に参加してくれる人の笑顔に気づき、温かい気持ちになることが増えた。 心に余裕ができ、この活動が人々に与えている良い部分がより見えてきた気がする。
参加者からのメッセージ
- この日が、毎回、待ち遠くしいです。
- 最近、滅入る事が多いので、来てよかったです。
- まずはおかえりなさい!ほほえみの場が終わってしまってからの2ヶ月。癒やしの場所が無いと考えると、とても寂しかったです。また皆さんとお会いできるのがとても嬉しいですし、新たな出会いもあると考えると楽しみで仕方ないです。これからもよろしくお願いします!!











