第5回研修会のテーマは「理想的な自立から実現可能な自立へ」でした。
今回は、現場とオンラインの参加は計50名でした。
当事者、学生、親、NPOの支援者、行政、保健師、一般、様々な立場の人たちが集まって、
あっという間の2時間でした。
最初は秋田大学教育文化学部臨床心理学専門の北島正人先生が
社会的ひきこもりや、ひきこもりの様々な状態、心理、行動を説明してくれました。
その後、ディスカッションでした。
メモ
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完璧主義、完全主義、先延ばし論など、
ピアスタッフのミカたちはふんふんとうなずぎながら聞きました。
また、ディスカッションの中にも結構衝撃的な話題がたくさん出た感じかなあ。
「一般的はどれぐらい頑張ればいいのか、わからない」
「家にひきこもっている人の支援に引き出しやが必要かどうか」
「親も色々疲れてきて、どうすればいいでしょうか」
「福祉・障害・教育が連携して一緒に対策を考えることができないか?」
「家と学校以外の中間の場は、ホームスクールでもあったら?」
など。現場で見れた問題点、支援のギャップ、
学校に本当に辛いであれば、行かなくてよい、
学校に本当は行きたくないではないけど、行く意味がないから行かないとの違い。
支援者の現場力、立場でできる・できないこと。。。
広く、浅く(深く?)、いろいろ話題が触れていたではないかと思いました。
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研修会を修了後、残った参加者たちは自然にグループになって、
いろいろ話を続けたようです。
また、由利本荘市の行政の参加者ともいろいろ話ができました。5回とも連続現場で参加し続ける熱意、生活全般相談の取り組み、その中にも重層を入れながら、いままで支援を届けつらいところに目を向けて、事例、その連携回議の進みかた、とても関心を持ちました。
「重層事業」と「包括支援するするための重層を取り組む」その違いも
こころの中に残りました。
次回から、
「ふらっと」以外の
実際の事例、支援が届かない事例、反省、重層支援の意味や
それぞれの参加者(福祉課、社協、保健師、支援者、親の会)の現場の話もいろいろ聞けたらいいなあと考えています。
また10月19日(水)!
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