教室の活動と居場所の活動の組み合わせで、韓国の先生を迎え、自殺予防に関する地域取り組み意見交流会を主催しました。3月の若者支援大会と同じく、行政・NPO・学者を同じの課題を囲んで話を盛り上がった。
次の日は蜘蛛の糸の事務所に行って、佐藤久男さんといろいろ話しました。
また次の日も、大仙市に、びおらとふらっとに取材に行きました。
行政でのひきこもり支援の歴史やびおらの理想、アウトリーチの大切さを議論 |
びおらで90分。
ふらっとの交流活動 |
ふらっとで90分。
Myungさんは、ふらっとの解放している雰囲気に驚いたようでした。当事者と交流することをたぶん想定していなかったため、何の質問をすれば良いか。いつも単刀直入質問をするMyungさんは、1時間を経ってからやっと本題に入れた~
(2018.10.13 Myungからのメール)
Dear Roseline,
We had really good time in Japan and we arrived yesterday well.
Everything was good in Japan and thank you for arranging valuable experiences for me.
Thanks to those, hikikomori people, who were just like others when they were in the centre.
It is big relief as they can manage there life a lot better as you and others are there.
It looks great experiment and great concept and I hope this model can spread to many other places.
Myungさんも通訳者も、他の見学者と同じく、いままでひきこもりに対するイメージ像が「ひきこもり」の状態にいるイメージかなあ?暗い、誰とも話さない、心を開かない。確かに、ひきこもりはそういう状態にいることですね。
ただ、「ひきこもり」はその人そのとき心の意識や状態、その人の全てではない、特徴でもない。それはあたりまえのことですが、いつの間に本人や周りの人たちも忘れてしまった。「ひきこもり」は「アイデンティティ」になってしまった。
ふらっとが教えてくれる面白いことは、世間と反すること。
「ひきこもり」は「アイデンティティ」でもあり、「アイデンティティ」でもないこと。
居場所にいれば、「ひきこもり」って一般の人と何も違いがないこと。
いいえ、本当のことは、
自分の事を認めてあれば、「ひきこもり」はその瞬間になくなることだ。
Myung先生が3時20分ふらっとから出て新幹線にのり、私たちは残って、5時まで会話を続いた。初めて会ったみーちゃん、居場所を求めてともみさん、英語会話を練習出来た嬉しくてずっとにこにこしていた岸くん、登校拒否時代の話ができたあこ、最近の作曲を披露したJ、二十歳のごろを思い出したM、まじめな話ばかり、疲れもあり・楽しさもあり、岸君の言葉を借りて、「たまにこういう日もあって良かったと思いますね。」
そうそう、ふらっとはこういう感じなものだ。
地域の取り組みって、地域の力で、人の心を癒やすこと。生きやすい地域であれば、人間は生きたいと思う。元気に生きたいと思う。私はそう信じています。
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