今日は久しぶりの「出張ふらっと」でした。
秋田市の遊学舎へプレゼンのため車でGO=。
ふらっとのこれまでの助成ヒストリー
- 2013年秋、ふらっとのスタート。店長Rの研究の延長で、大曲の空き店舗を借りて、何人かの仲間と手持ちの資金で居場所を実現。オオツとクサの提案で、初めて市民活動助成すぎっちファンドに応募。30万の支援をいただき、冬場冷えて固まった高齢者の足の筋肉をほぐすための足湯プロジェクトを展開しました。
- 2014年秋、県南NPOサポートセンターの勧めで、店長R・副店長FとJは秋田県コミュニティービジネス立ち上げファンドを申請し、80万をいただいて、より使いやすい居場所を実現するため、男女トイレをおよび、玄関と調理できる台所を増設しました。
- 2015年春、マサとサトシは社会参加の試みとして、赤い羽根共同募金の新しい設した「社会課題解決プロジェクト」に参加し、秋から募金活動をはじめ、2016年3月までに秋田県民をおよび全国からの支援で120万弱助成金を取得。居場所に必要な基礎備品を備えました。Sはその後塾の先生になり、Mは重機資格を得て自分がやりたい仕事につながりました。
- 2017年春、大仙市子ども・若者総合相談センターに委託されて、初期メンバーはピアスタッフとして働くことになりました。
- 2018年冬、ファイザープログラムの市民活動助成ファンドから200万円の支援をいただき、30代~50代の方も相談しやすい「35カフェ」を実現。ユミが申請者で、ミカが実行メンバー。
- 2020年春、赤い羽根コロナ対策緊急支援ファンドでオンラインイベントの取り組みを実現するためのiPadを購入。
- そして、不登校の子供たちにこころのケアと勉強意欲を引き出すための「ふらっと学び舎」を実現するために、サトシとミカが提案し、シゲとユウがプロジェクトタッフ。シゲが申請書を作成し、プロジェクトの担当者として今日の「出張ふらっと」に導きました。
発表の様子(左の黒い服は店長R) |
本ファインド50万コースは5団体があって、どの発表を聞いても素晴らしかった。ふらっとは最後の発表団体でした。応募事業は(1)「世界自然遺産白神山地のブナを学ぶ」、(2)「聴覚障がい者のための観光受入整備事業」、(3)「一人じゃない!ICTでつながる秋田」、(4)「①不登校ってダメ?「いいんだよ」って言えるためのヒントセミナー、②障がいってハンディ?「それは個性だよ」って言えるためのセミナー」、(5)「ふらっと学び舎(まなびや)」。
優勝したのは(2)「聴覚障がい者のための観光受入整備事業」、事業の具体性がはっきりしていて、耳聞こえない人たちのために観光地に色や信号機を設置するそうです。事業の費用も相当と思いますが、耳が聞こえない人でも安心して来られるまちを実現することができることを楽しみしています。(^^)店長Rは耳不自由の友達がたくさんいるので、今度マレーシアや県外から来るの友だちにも紹介できると思うと嬉しいです!
今回の助成金事業に優勝しなかったけど、シゲの初デビュー、ふらっとの活動、またJ・優の創作曲を皆さんに紹介できたことは大きな勝利と思います。(^^)人々の考えや世間の声は長い時間をかけて形成されたものと思います。それを変えることは時間やチャンスが必要です。すぎっちファンドの現場はひきこもり・不登校の支援に関する興味がある方々も多いようです。皆さんが考えている支援のあり方は様々。私たちは、今回の発表を通して、すこしでも経験者の立場で自分たちは何を求めているのかを伝えたことが良かったと思いますね。
美咲の中に印象に残った発表は(1)「世界自然遺産白神山地のブナを学ぶ」のお兄さんの発表です。ものすごいパワフルな元気な人で、ブナってどういう木なのか、自然のことをいろいろ学びたくなった。今度ふらっとに来てもらって、鳥箱の作り方でも教えてくれば良いなあとこれからプログラムの計画の一つです。
(3)「一人じゃない!ICTでつながる秋田」の発表者は店長Rの職場の友達です。孤独を解消するため開発したミニロボットを見せてくれました。美咲が一番楽しいようでした。
姫ちゃんとのふれあい |
姫ちゃんの動きの操作 |
パしか出せないロボットとのじゃんけんで、いつも勝つ二人。
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今回の発表を通して、自分たちが考えていることを伝えたことはもちろん、いろんな人とつながったことがとても大切な出会いと思いました。刺激がたくさん一日でした。助成応募にあたって支援してくれた皆さん(秋田県南NPOサポートセンター、精巧堂さん、淳先生、伊藤先生、などなど)にお礼を申し上げます。
また次の機会でお会いできるのを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
記事:店長R
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