このプロジェクトは、生活困窮やさまざまな事情に直面し、孤立や孤独の連鎖に陥っている子どもや家族の負の連鎖を断ち切り、不登校やひきこもりを防止することを目指しています。2022年度から2023年度にかけて、従来の支援者からのアドバイスに従うパターンではなく、同じ目線で一緒に考え、一緒に動き、必要に応じて次の支援機関に信頼関係を築くまで、家庭訪問や同行支援を行いました。
この2年間、WAMは本当にさまざまな面でサポートしてくれました。大仙市の委託事業の「ふらっと」以上の活動に取り組むことができ、多くの学びがありました。その支援には深い感謝の意を表します。2年間にわたるWAMの助成は珍しいものであり、取り組んでいる事業の対象者のニーズの高さと、事業の方向性がそれに対応することが期待されていることを示しました。
残念ながら、2024年度には「ぽろっと」の事業展開助成がWAMから採択されませんでした。これにより、「ぽろっと」の事業には支援がなくなり、専属スタッフも手厚く雇用することが難しくなります。WAM助成の趣旨は、助成された事業が自治体の委託事業につながることですが、私の力不足で自治体の委託事業に至らなかったことは認めざるを得ません。
「ぽろっと」で行った支援は、現在の委託事業の範囲を超えたものであり、「ふらっと」での継続支援も検討されていますが、現在の委託事業の範囲には支援しきれない恐れがあります。今後、「ぽろっと」の再開や「ふらっと」の支援展開について、地域住民や行政、支援機関と共に具体的な策を考える時期が来ています。
明日はWAMの最終報告会がありますので、以下に案内のリンクを添付いたします。支援スタッフの優と未夏も発表に登場しますので、もし良ければ応援に来ていただけると嬉しいです。