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Tuesday, March 19, 2024

「ひきこもり支援の実態:現場と研究からの問い」

 




今回のテーマは、「ひきこもり支援の実態:現場と研究からの問い」です。

 

先日、ひきこもりの問題解決に焦点を当てた令和6年4月から実施される予定の孤独・孤立対策推進法について、その効果について考察するため、インターネット利用者を対象とした全国調査の2次分析が行われました。この調査結果は、2月15日に国際精神医学雑誌Frontiers Psychiatry in public healthに発表されました。今回の研修会では、この調査の概要についてご紹介いたします。

 

具体的に:

仕事や学校以外での外出が少ない人は、仕事や学校以外でもよく外出する人と比べて、孤独感が約4倍高いリスクにさらされています。逆に、狭義のひきこもりの人は、仕事や学校以外でもよく外出する人と比べて、孤独感が2倍高いリスクになります。このことから推測すると、孤独感が強いのは、ひきこもりの人だけでなく、普段は仕事や学校に行っているが、それ以外では外出しない人や、冠婚葬祭などで社会的な活動が制限される人にも当てはまります。さらに、インターネットで暇つぶし、オンラインデートやポルノなどを頻繁にする人は、実際には孤独感が高いことが分かりました。

 

今回目指すディスカッション:

  1. 社会的孤立の課題: 研究は、ひきこもりの主な課題の一つが社会的孤立であることを指摘しています。孤独感や交流不足が、従来の支援手法に対する新たな視点を提供しています。
  2. 家族の役割の再評価: 家族の支援がひきこもり問題において重要な役割を果たしていることが強調され一方、家族自身も支援を必要とする場合があり、その支援の在り方についての考察が求められています。
  3. Multi-Stakeholderの意見交換: ひきこもり当事者、家族、支援者、行政、学生、一般など多様なステークホルダーが一堂に会し、孤独・孤立対策推進法の具体的な運用方法について意見を交換します。

  1. 以下の点も展開できたら売れしいですが、今までの経験であれば、時間が限られているため難しいと思いますね。もしできなかったら、次回!期待しましょう~


  2. 個別ニーズへの柔軟な対応: 社会的孤立や精神的ニーズに応じた支援プログラムの充実が求められます。一般的な枠組みだけでなく、個々のニーズに柔軟に対応するための仕組みが必要です。


  3. 情報共有と連携の強化: 多様なステークホルダー間での情報共有と連携が不可欠です。地域のリソースを最大限に活用し、効果的な支援体制を構築するためには、密な連携が必要です。


年度末の忙しい時期や祝日にもかかわらず、ぜひ行政に関わる担当者やひきこもり支援に関心をお持ちの方々にご参加いただきたく存じます。研修会は双方向のディスカッションを行う形式となりますので、どうぞ積極的にご参加ください。


 

開催日時:


【日時】:20240320日(水)(祝日)

【時間】:13:30 〜 16:00

【場所】:秋田大学地方創生センター2号館(旧VBL2階大セミナー室


駐車は、9:00~16:00の間は

1P駐車場西ゲートを常時開放しておりますので、その時間内であれば、
正門より直接1P駐車所内へ入場・駐車願います。


オンライン参加は

参加 Zoom ミーティング
https://akita-u.zoom.us/j/93325929902

ミーティング ID: 933 2592 9902
パスコード: 089708

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